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[新人戦]白星を積み重ねて強いチームへ。同点ヘッドの大津FW半代主将「結果を出し続けていきたい」:九州

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前半16分、大津高はFW半代将都主将が同点ヘッド

[2.17 九州高校(U-17)大会準決勝 大津高 4-1 日章学園高 福岡フットボールセンター]

 大津高はFW半代将都主将(2年)、FW宮原愛輝(2年)、FW坂本充(2年)の3人のFWで4得点。半代は「前の3人で点を獲る、やり切るということが今大会の課題でもあったので、3人で点を獲れて勝てたことは大きなことかなと思います」と胸を張った。

 その中でチームを勢いづけるようなゴールを決めたのが半代だ。0-1の前半16分、左MF大島清(2年)のクロスを大外で合わせて同点ゴール。「(大島から)良いボールが上がるのは分かっていたので、あとは自分がどれだけマークを外して良い位置を取れるかというところだった。押し込むだけのボールだったので、良かったです」と笑顔を見せた。

 下級生時から前線の柱を務めていた半代は今年、名門のリーダー。「今年からキャプテンをやらせてもらっていて、去年は濃野公人さんがやっていたんですけれども、公人さんは声を出して引っ張っていたので、公人さんのように声を出して引っ張っていくプラス、もっとプレーで背中で見せれたなと思っています」。その言葉通りに、半代は声や前線での迫力ある動きでチームを牽引している。

 昨年の九州新人戦は決勝でPK戦の末に敗れて準優勝。半代は「去年決勝で雨の中でPK戦で負けているというのがあるので、去年の先輩を越えるためにも明日優勝旗取って帰るのは大きな目標ですし、そういう積み重ねで強くなっていくと思うので、結果を出し続けていきたいです」と誓った。大津を強いチームにするためにも結果にこだわり、2年ぶりの優勝を果たして熊本に帰る。

(取材・文 吉田太郎)

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