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「驚きの事実。トミヤスはボローニャの“隠れレジスタ”」伊紙が冨安健洋を絶賛!

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ボローニャDF冨安健洋

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が30日付のボローニャ特集において絶賛した。

 冨安は昨夏、1年半所属したシントトロイデンからボローニャへとステップアップ。すぐさま右サイドバックでレギュラーの座を勝ち取ると、ここまでセリエAで20試合に出場し、印象的な活躍を示してきた。

 今夏の移籍市場に向けて、セリエAの名門ローマなどが関心を寄せる若き日本代表DFには、イタリア紙も注目。ボローニャ同僚のMFアンドレア・ポーリやFWリッカルド・オルソリーニらとともに、チームの重要選手として冨安の名前を挙げた。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』はこれまでのデータを基に選手の貢献度を分析。21歳の日本代表DFについては、「サプライズ」との小見出しをつけて熱視線を送った。「驚くべき事実がある。(シニシャ)ミハイロビッチのシステムの中で、どの選手がより多くのボールをさばいているかご存じだろうか? なんとタケヒロ・トミヤスだ」とコメント。パサーとしての冨安の能力を評価した。

 セリエAにおける冨安のボールタッチ数は「1513回」でリーグ全体の24位、パス本数は「1023本」で47位にあたることを紹介。「この2つのデータは事実上、トミがボローニャにおける “隠れたレジスタ”であることを証明している。チームメイトへのパスの正確性や2アシストを記録した効率性を見ても言える」と結論付けた。

 さらに、「確かに彼のクリーンなプレーやキックは際立っている。しかしチームのプレーの大部分が彼の足を経ていたことは、おそらく誰も想像していなかっただろう」と続け、「選手の価値を改めて証明する発見」であるとコメント。「2つの塔(ボローニャを象徴する塔)の下へ彼を連れてきたクラブの直感は素晴らしかった」とボローニャの観察眼にも賛辞を贈った。

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