ローマに所属するスペイン人FWカルレス・ペレスが31日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、古巣バルセロナのFWリオネル・メッシなどについて語った。

　22歳のC・ペレスは、1月の移籍市場において期限付きでバルセロナからローマに加入。ここまで公式戦7試合に出場し、ヨーロッパリーグ(EL)ヘント戦では初ゴールもマークした。そんなスペイン人FWは、リーグ再開を待ちわびている。

「僕もチームメイトも再開を楽しみにしている。日にちも6月20日に決まって嬉しく思う。リーグの再開は誰もが喜ぶはず。サッカー、イタリアリーグの新たなスタートを願っていたすべての人々が喜んでくれると思う」

　続いてC・ペレスは、古巣バルセロナのスーパースター、メッシとの思い出を語り、アルゼンチン代表FWに対する尊敬の念を明かした。

「メッシは特別な人物だよ。特に育成組織の若手には非常に優しい。カンプ・ノウで初めてプレーするときや、初めてトップチームでデビューを飾る時は、少し緊張してしまうものだ。そんな時、彼は常に真っ先に来て、落ち着かせようとしてくれる。自分にとっての世界最強選手がこんな振る舞いを見せてくれるということが非常に重要だと思う」

　またローマFWは、先発デビューするなりいきなりゴールを決めたELヘント戦を振り返りつつ、EL優勝を目標に掲げた。

「ローマで初ゴールを決められたことは本当に嬉しかった。おまけにELにおける(スタディオ)オリンピコでのデビュー戦だった。僕はローマが優勝できると強く信じている。それを目標にできるチームであると思っている」

　最後にC・ペレスは自身の去就について言及。「ここではとても歓迎してもらえた。居心地は素晴らしいし、ファンからも愛されている。長くここに残り、ゴールやアシストをたくさん記録できることを願っているよ」とチーム残留を願った。

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