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DF吉田麻也がトークライブ開催! “応援の力”に感謝「そういうので頑張れちゃう人間なので」

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キリンレモンで乾杯したDF吉田麻也(オンライン会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)

 日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)が29日、オンラインを通じてファン・サポーターと交流するイベント「KIRIN presents サッカー日本代表吉田麻也リモートトークライブ」を開催した。

 吉田は例年シーズンオフにサッカー教室を開いているが、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦日程が後ろ倒しとなった上、オフの帰国も難しい情勢であることから、イベントはオンラインでのトークライブに変更。この日は、ファン・サポーター約100人とWeb会議ツールを通じて顔を合わせた。

 司会は元Jリーガーの近藤岳登氏が担当。冒頭で吉田が「ボンジョルノ〜〜!」と登場し、ファン・サポーターとともにキリンレモンで乾杯した。吉田は水の入ったグラスを手に「本当はキリンレモンが良かったんですが、いま物流が難しいのでお水です!」と話し、集まった人々の緊張をほぐしていた。

 トークテーマは「応援の力」。ファン・サポーターから吉田に対し、次々に質問が寄せられた。

「応援は聞こえていますか?」という質問には、吉田は「わりと聞こえています。タイミングによって聞こえることもあるし、応援の波がある中でプツっと入ってくることもある。いいタイミングで入ってくることもあるし、タイミングが悪くて悪いヤジが聞こえてくることもあります(笑)」とフランクに答えた。

 また「どんな時に応援してくれると心に響く?」という質問には「苦しい時、弱っている時に一番響く。残り5分間とか攻め込まれている時にはすごく力になる。無観客でやっていると雰囲気は違うので、いまだからこそ応援の力をあらためて感じる。僕は一番最後にそういうので頑張れちゃう人間なので」と応援がもたらす効果を語った。

「どんな応援が力になる?」という質問では「イギリスだとここぞっていうときにブワァーっと盛り上がる。0-1で負けている時、CKで行け行けーとなる。そういうときに盛り上がる」と述べ、「CBで難しい回転のボールをうまくコントロールしてマイボールにすると拍手が鳴る時はいいですね。『わかってんなー!!』ってなります」とイングランドのファンのエピソードも披露した。

 最後に医療従事者を志望する生徒たちから「無観客でモチベーションを保つ秘訣は?」との質問があり、吉田は「ここでいいパフォーマンスをしていい契約をしないと行くところがない。僕がここで自分の評価を上げて次のチャンスを掴むしかない」と決意を表明。その上で「皆さんの力が必ず必要になると思うので、今できることを精一杯やりましょう。チャンスをつかめるように頑張りましょう!」とエールを送っていた。

 その他、赤ちゃんの泣き声をマイクが拾った参加者には「本当に気持ち分かります!うちも食事に2時間くらいかかるので」と優しいフォローも。スタジアム観戦を待ちわびるサポーターには「ぜひコロナが落ち着いたらイタリアに来てください!ジェノバは港町でめちゃくちゃ綺麗ですよ!」と呼びかけ、「今日皆さんと顔を合わせて、いつも応援してくれるんだなとあらためて感じた。結果で答えられるように頑張ります」と意気込んだ。

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