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インテル戦でヤングとマッチアップの冨安健洋、伊主要紙の評価は?「屈辱も味わった」

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 5日のインテル戦に先発出場したボローニャの日本代表DF冨安健洋について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』などが6日、評価を下した。

 ボローニャは5日、セリエA第30節においてアントニオ・コンテ率いる3位インテルと敵地ジュゼッペ・メアッツァで対戦。22分にFWロメル・ルカクに先制点を許したが、後半に入り途中出場の18歳MFムサ・ジュワラが74分に同点弾をマークし、80分にはFWムサ・バロウが勝ち越し点を挙げて、2-1で逆転勝利を収めた。

 21歳の冨安は右サイドバックで8試合連続となる先発。しかし、対面した元イングランド代表DFアシュリー・ヤングに先制点の起点となるクロスを許すなど、苦戦する姿も見られた。指揮官のシニシャ・ミハイロビッチが連戦の疲労を考慮して交代を命じるまで、65分間プレーしている。

 イタリアの主要紙はそんな冨安について、わずかに合格点に及ばない「5.5」の採点ではあるが、チーム内最低評価を下している。寸評では、「前半の間はずっと、ヤングのフィジカルに繰り返し苦しめられた。失点シーンでは一瞬を見失った。続いてトンネルを通される屈辱も味わった」と綴り、ヤングとのマッチアップについて分析。「徐々に良くなり、後半はイギリス人選手も鎮まっていたが、シニシャは日本人選手を外してしまった」と続け、一定の評価を与えた。なお最高評価はジュワラの「8」だった。

 ボローニャの地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』も冨安のパフォーマンスを「5.5」と採点。「前半は0-1のシーンも含め、ヤングが至る所で彼から逃げ回り、とんでもない騒ぎだった。それでも後半は立ち直り、交代するまでプレーした」と綴り、前半に厳しい見解を示しつつ、後半のプレーを評価した。なお最低評価はソリアーノの「5」。最高評価はジュワラの「8.5」だった。

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