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宮市亮、初日の練習は欠場もザンクト・パウリ新監督は楽観視「徐々に練習量を増やすつもり」

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2019-20シーズン終盤に負傷した宮市亮

 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリのティモ・シュルツ監督が、プレシーズン初日のトレーニングを欠席した宮市亮の状態についてコメントした。

 宮市亮は2日に新シーズンに向けて始動したブンデスリーガ2部ザンクト・パウリの練習を欠席。U-19チームからトップチームに引き上げられたティモ・シュルツ新監督は同日のリモート会見で同選手の状態について語った。

 2019-20シーズンは第28節まではリーグ戦連続出場を果たしていた宮市は、終盤の6試合のうち5試合は内転筋の問題で欠場。オフは日本に帰国し、7月末にドイツに戻ってからは個人練習に取り組んでいると伝えられていた。

 そんな宮市だが、チーム練習への合流が少々遅れることが明らかに。メンバーの状態について問われたシュルツ監督は、「現時点ではまだ練習のフル参加ができないのは2人の選手だけ」とコメント。MFクリストファー・ブフトマンと宮市の2人が練習参加を控えていると明かした上で後者についてはこのように話している。

「もう1人はまだ100%で練習できていないリョウ・ミヤイチ。今後数週間の間、徐々に練習量を増やせると楽観視している。彼はシーズンの終盤は離脱したし、持ち堪えられるか試すために今日いきなり放り込むようなことは絶対にしない。リハビリ医師やフィジオたちと話し合いながら、トレーニングの負荷を徐々に増やしていくつもりだ。彼らも頑張ってくれたおかげでリョウももうほとんど痛みを感じていないようだよ」

 なお今夏テストマッチを5試合計画するザンクト・パウリは今月25日~来月2日まで国内でのプレシーズンキャンプを予定。シュルツ監督の語る様子から、宮市もそれまでにはチーム練習を再開しそうだ。

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