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“連勝対決”は鹿島に軍配!! エヴェ&アラーノ弾で6連勝達成、C大阪のクラブ記録阻止

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先制ゴールを決めたFWファン・アラーノ

[9.19 J1第17節 C大阪1-2鹿島 ヤンマー]

 J1リーグは19日、第17節を各地で行い、鹿島アントラーズセレッソ大阪を2-1で破った。クラブ記録の7連勝がかかる2位の強敵を破って6連勝を達成。開幕4連敗で始まったシーズンだったが、上位進出に向けてまた一歩前進した。

 6連勝中のC大阪と5連勝中の鹿島という好調同士の激突。第25節前倒し分の神戸戦(○1-0)から中2日で臨むC大阪は5人を入れ替え、DF片山瑛一、MF坂元達裕、MF藤田直之、MF清武弘嗣、FWブルーノ・メンデスが入った。一方の鹿島は1週間ぶりの公式戦。前節の清水戦(○2-1)から2人を変更し、DF関川郁万、DF永戸勝也が起用された。

 試合は立ち上がりから見所の多い展開。両チームともに相手の出方を伺い合いながら布陣を動かし、ボールを動かし、時には背後へのダイナミックな展開も使いながら敵陣への侵入を試みた。それでも優勢を保ったのはコンディション面で優位な鹿島。右サイドからのクロス攻撃でたびたび好機を迎えていた。

 すると前半32分、鹿島が先制点を奪った。敵陣でのボール奪取からDF永木亮太が鋭い縦パスを受け、MF土居聖真がピタリと止めてゴール前に横パスを送り込むと、ここに走り込んだのがMF和泉竜司。左足でのシュートは片山にブロックされたが、しっかり詰めていたFWファン・アラーノがめざとく押し込んだ。

 ところがC大阪も譲らない。前半36分、自陣でのビルドアップからヨニッチ、DF松田陸とつないで右サイドを前進し、ワンタッチでのスルーパスにFW奥埜博亮が右サイドに流れて反応。これを合図にサイドハーフのMF坂元達裕が最終ライン裏に抜け出してスルーパスを受けると、最後はグラウンダーでのクロスをFWブルーノ・メンデスが押し込んだ。

 後半開始時は拮抗した展開が予想される1-1。しかし、鹿島の攻勢がすぐさま結実した。DF犬飼智也のロングキックで布陣を大きく押し込むと、スローインから再び犬飼が縦に送ってゴール前の混戦を誘発。空中戦で競り合ったセカンドボールを土居が拾い、左足シュートはGKキム・ジンヒョンの正面を突いたが、FWエヴェラウドがこれを押し込んだ。

 その後はC大阪にもチャンス。しかし、後半25分過ぎには鹿島守護神がビッグプレーの連発でチームを盛り立てた。清武のFKに合わせたDFマテイ・ヨニッチのヘディングシュートを沖がスーパーセーブで阻むと、27分にもセカンドボールを拾ったMFレアンドロ・デサバトのシュートを横っ飛びで阻止した。C大阪は後半アディショナルタイム、カウンターからDF丸橋祐介のクロスにDF木本恭生が頭で合わせたがクロスバーを直撃。1点が遠く、連勝は6でストップした。

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