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「70億円のディフェンダーなら…」シティOBがホームで5失点の古巣守備陣に苦言

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マンチェスター・シティOBがホームで5失点の古巣守備陣に苦言

 元マンチェスター・シティのマイカー・リチャーズ氏は、古巣のレスター・シティ戦のパフォーマンスを受け、DF陣に苦言を呈した。

 27日に行われたプレミアリーグ第3節のホームでのレスター戦、マンチェスター・Cはリヤド・マフレズのゴールで先制したが、その後PKの3つを与え、ジェイミー・バーディにハットトリックを許すなど、5失点を喫して今シーズン2試合目にして初黒星を喫した。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督のコーチングキャリアの中でワーストとなる1試合当たりの失点数に加え、ホームでは2003年の1-5で敗れたアーセナル戦以来となる大量失点を喫したマンチェスター・C。2019年夏のバンサン・コンパニ退団以降、後継者を見つけられず、守備陣の問題が顕著となる状況を受け、クラブOBでイングランド代表としてもプレーしたリチャーズ氏はイギリス『スカイスポーツ』で厳しい言葉を口にした。

「彼らが良くなかったと言うだけでは済まない。問題は、5000万ポンドの(バンジャマン)メンディであり、5000万ポンドの(カイル)ウォーカーであり、5000万ポンドの(ジョン)ストーンズであり、6000万ポンドの(ジョアン)カンセロだ。そして今、ルベン・ディアス、新たに5500万ポンドの選手がやって来る」

「5000万ポンドもディフェンダーに支払うんだから、このようなパフォーマンスよりマシな守備が求められている。しかし、私に言わせれば、シティのディフェンダーたちはプロアクティブというよりもリアクティブだ。彼ら全員が自身のポジションでプレーするというよりも、前に行くことばかりを考えている」

 さらに、同氏は「シティはポゼッションがベースのチームになっている。みんながロドリと彼のパス成功率についてばかり話している。しかし、フェルナンジーニョが下がってすぐに、プロテクションがなくなった。ロドリはフェルナンジーニョとは異なり危険を読むことができない」とロドリへの不満を続け、古巣の守備陣に辛辣な言葉を並べた。

「シティのディフェンスはめちゃくちゃだ。ホームで5失点なんて恥ずかしい。弱すぎるんだ」
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