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20年初勝利の森保監督、左で先発の久保建英に「全力で戦った部分は満足している」

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オランダ遠征を1勝1分で終えた森保一監督

[10.13 国際親善試合 日本1-0コートジボワール ユトレヒト]

 オランダで今年初の代表活動に挑んだ森保ジャパンが2020年初白星を飾った。日本代表史上初の「オール欧州組」による遠征を1勝1分で終え、森保一監督は試合後のオンライン会見で「チャレンジしたいと思っていたことはある程度できた」と手応えを語った。

 采配がズバリ的中し、土壇場で劇勝をもぎ取った。後半44分に投入したDF植田直通が終了間際に値千金の決勝ヘッドを叩き込み、コートジボワールを撃破した。

 この日、2列目の左で先発したMF久保建英は後半16分にMF南野拓実と交代し、コートジボワール戦の共演は実現しなかった。森保監督は「南野と久保の交代ですが、余力を残しながらハードワークする、高いインテンシティで戦うということではなく、久保は今持っている力をプレーしている時間内で発揮してくれた。これから体力もつけていってほしいが、すべてを出し切りながら全力で戦った部分では満足している」とコメントした。一方、途中で1トップに上がった南野とMF鎌田大地の連携については「非常に良い距離感、お互いの関係でプレーしてくれた。2人の関係は非常に息が合っていた」と評価した。

 コロナ禍で一歩を踏み出した森保ジャパン。11月の活動に関して質問を受けた指揮官は「決定事項として伝えられていることはありません」と述べつつ、「11月もまた同じようにヨーロッパで活動させてもらえるようにはお願いしている」と意向を語った。

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