トップ下に入ったMF安部柊斗「本職でないポジションでも…」
U-23日本代表候補に初選出されたMF安部柊斗(FC東京)は「自分は世代別に一度も入ったことがないので、すごい嬉しかった」と喜びを表した。
今季、明治大からFC東京に加入した安部は、1月28日のACLプレーオフ、セレス・ネグロス戦でプロデビュー。J1リーグでも出場機会をつかみ、大卒ルーキーながらも27試合2得点の記録を残した。クラブではインサイドハーフやボランチをメインに出場機会を重ねたが、前日に行われたフォーメーション練習では4-2-3-1のトップ下に入った。
「普段やっているポジションと見える景色はほとんど一緒だったので、そこまで困らずできたし、そこでも自分の特長を出せた部分があった」
手応えを感じるだけでなく、「本職ではないポジションでも、できる選手が上にいく選手、良い選手だと思うので、与えられたポジションの役割をまっとうすることを意識してやっている」と与えられたポジションで自身の持ち味を発揮していこうと意気込んでいる。
東京五輪世代の代表にとって、最終的な目標は本大会での金メダル獲得。これまでは「(五輪に)出たい思いはあったけど、それは思いであって、そこまで現実的ではなかった」。しかし、今回初めて同代表候補に招集されたことで、現実的な目標として捉えられるようになった。
「五輪は通過点であって、ゴールではない。のちにA代表に食い込んでいきたいと思っているので、その通過点として、まずは五輪に出るということが自分の中にある」。まずは五輪に出場する――。そのためにも、今回の活動の中で自身の存在価値を証明したいところだ。
(取材・文 折戸岳彦)
今季、明治大からFC東京に加入した安部は、1月28日のACLプレーオフ、セレス・ネグロス戦でプロデビュー。J1リーグでも出場機会をつかみ、大卒ルーキーながらも27試合2得点の記録を残した。クラブではインサイドハーフやボランチをメインに出場機会を重ねたが、前日に行われたフォーメーション練習では4-2-3-1のトップ下に入った。
「普段やっているポジションと見える景色はほとんど一緒だったので、そこまで困らずできたし、そこでも自分の特長を出せた部分があった」
手応えを感じるだけでなく、「本職ではないポジションでも、できる選手が上にいく選手、良い選手だと思うので、与えられたポジションの役割をまっとうすることを意識してやっている」と与えられたポジションで自身の持ち味を発揮していこうと意気込んでいる。
東京五輪世代の代表にとって、最終的な目標は本大会での金メダル獲得。これまでは「(五輪に)出たい思いはあったけど、それは思いであって、そこまで現実的ではなかった」。しかし、今回初めて同代表候補に招集されたことで、現実的な目標として捉えられるようになった。
「五輪は通過点であって、ゴールではない。のちにA代表に食い込んでいきたいと思っているので、その通過点として、まずは五輪に出るということが自分の中にある」。まずは五輪に出場する――。そのためにも、今回の活動の中で自身の存在価値を証明したいところだ。
(取材・文 折戸岳彦)