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一美&橋岡&郷家&瀬古がゴール!! U-23日本代表候補、練習試合で4発完封勝利

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チーム2点目を記録したDF橋岡大樹(浦和)

 U-23日本代表候補は26日、関東大学選抜と練習試合(45分×2本+30分×1本)を行った。1本目を0-0、2本目を2-0、3本目を2-0として、合計4-0の勝利を収めた。

 U-23代表候補は4-2-3-1のシステムを採用。GKには沖悠哉(鹿島)、最終ラインは右からDF森下龍矢(鳥栖)、DF渡辺剛(FC東京)、DF町田浩樹(鹿島)、MF高嶺朋樹(札幌)を配置。ボランチにMF安部柊斗(FC東京)とMF金子大毅(湘南→浦和)、2列目は右からMF金子拓郎(札幌)、MF渡辺皓太(横浜FM)、MF相馬勇紀(名古屋)が並び、1トップにはFW一美和成(横浜FC)が入った。

 1本目は3分に金子大、10分に金子拓、12分には森下がシュートを放つなど、序盤からU-23代表候補がフィニッシュに持ち込む場面を作り出す。その後もトップ下に入る渡辺を中心に攻撃を組み立てるが、決定機を創出できない。32分には町田が振り切られてPA内からシュートを打たれるも、ゴール右に外れて難を逃れた。40分には森下の折り返しから渡辺皓が強烈な右足シュート、アディショナルタイムには金子拓のCKから一美がヘディングシュートを放つ。しかし、ネットを揺らすには至らなかった。

 2本目はスタートからGKを変更し、GK波多野豪(FC東京)を投入。渡辺皓と安部がポジションを入れ替え、渡辺皓がボランチに、安部がトップ下に入った。8分には、右サイドから森下がゴール前に送ったボールを安部が落とし、反応した一美が左足シュートでネットを揺らしてU-23代表候補が先制。さらに10分には相馬のグラウンダーのクロスから安部が狙うも、シュートはクロスバーを叩いてしまった。

 2本目の15分にはフィールドプレーヤー全選手を交代。最終ラインは右からDF中村帆高(FC東京)、DF橋岡大樹(浦和)、DF瀬古歩夢(C大阪)、DF古賀太陽(柏)を配置。ボランチに齊藤未月(湘南→ルビン・カザン)と田中駿汰(札幌)、2列目は右からFW浅野雄也(広島)、MF郷家友太((神戸)、FW前田大然(横浜FM)が並び、1トップにはFW上田綺世(鹿島)が入った。

 19分には浅野が蹴り出したCKをニアサイドの橋岡がヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを2-0とした。その後は35分に前田、42分には上田がPA内から放ったシュートが枠を捉え切れないなど、追加点を奪えないまま2本目を2-0で終えた。

 3本目はスタートからGKを大迫敬介(広島)に変更。12分には瀬古のヘディングシュートのこぼれ球に反応した郷家が強烈なシュートを放つも、クロスバーを叩いてネットを揺らすには至らず。しかし、17分に浅野のグラウンダーのクロスを郷家が蹴り込んで3点目。さらに26分には中村のラストパスを瀬古が沈めて4点目を記録すると、その後も関東大学選抜に得点を許さずに4-0の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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