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流経大は「強すぎました」…J1仙台内定、仙台大GK井岡、同僚になる2人とも初対面

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仙台大のゴールを守ったGK井岡海都

[1.8 #atarimaeni CUP2回戦 仙台大0-4流通経済大]

 6日の1回戦では東洋大を1-0で撃破。勢いのままに流通経済大戦に臨んだ仙台大(東北1)だったが、前後半に2点ずつを決められて終戦した。「大学4年目にして初めて関東のチームに勝てたので、さらに関東のチームを倒そうと挑戦しましたが、強すぎました」。GK井岡海都(4年=市立船橋高/仙台内定)は関東第1代表の強さに脱帽した。

 相手には新シーズンからチームメイトとなる2人がいた。しかしMF加藤千尋(4年=流通経済大柏高/仙台内定)とDFアピアタウィア久(4年=東邦高/仙台内定)とはいずれも初対面。「練習参加の時もかぶっていなくて。向こうから話しかけてくれて、『これからよろしく』と、あいさつしました」。

 一方、ベガルタ仙台には大卒選手としてもう一人、阪南大からDF真瀬拓海も入団する。初対面の2人は違い、こちらは市立船橋時代のチームメイトだった。すでに特別指定選手としてデビューしている真瀬とは昨年、仙台で食事もよくしたという。「先に行かれているので、まずは追いつけるように、そこから追い越せるように頑張りたいです」。

 また高校からプロに進んだDF杉岡大暉(鹿島)やDF原輝綺(清水)は東京五輪日本代表候補としても注目される。さらに新シーズンより浦和でプレーするMF金子大毅ら錚々たるメンバーがいた。「まだまだ遠い存在。ちょっと一歩寄れたかなという感じです」。日々の努力で、一歩ずつ差を埋めていく覚悟だ。

「1対1の対応を得意としています。攻撃の部分でも一発でアシストのようなボールを蹴るのが得意。プロという厳しい世界に入っていく中で、自分に厳しくやり続けて、ベカルタのゴールを守りたいと思います」

(取材・文 児玉幸洋)
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