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去就不透明なアリについてモウリーニョ“節”炸裂「不幸なプロフェッショナルとは…」

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ジョゼ・モウリーニョ監督がMFデレ・アリについて言及

 トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督が移籍の噂されるMFデレ・アリについて語った。

 今季モウリーニョ監督の下で出場機会が激減するアリ。リーグ戦ので出場時間はわずか74分にとどまっており、指揮官の構想外と見られている。本人も出場機会の少なさに対して先日、自身のSNSで不満を示唆していた。

 そんなアリに対しては、恩師マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるパリSGが興味を示していると、複数メディアで報じられている。選手自身も移籍を望んでいるようだ。しかしイギリス『デイリー・ミラー』は、過密日程による選手層の不安などから、トッテナムは放出を容認しないと伝えた。

 去就が不透明なアリについて、モウリーニョ監督は会見で「アリは今の役割に満足していないのではないか?」と問われると、以下のように言及。明言を避けた。

「どのドレッシングルームにも、幸せではない選手がいる。私のチームの誰かが、ドレッシングルームには幸せな選手しかいないと語ったとしても、それが真実だとは思わない」

「“不幸なプロフェッショナル”とは、不幸ではあるが、自分の義務は仕事、仕事、仕事、そして仕事だと感じている選手のことだ。ただの不幸な人間は、毎分チームやクラブのために戦うことが自分の仕事ではないと信じている選手のことである」

「質問は『代わりの選手なしでデレを放出するかどうか』だが、私はそれに答えるつもりはない」

「答えやすい質問ではない。もちろん、どう答えるかは知っている。だが、答える準備ができていない。自分のビジョンを公にする準備はできていない」

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