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悪質タックルで退場のメッシ…クーマン監督はフォロー「メッシがやったことは理解できる」

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ロベルト・クーマン監督はメッシの行いを理解する

 バルセロナは17日のスペインスーパーカップ決勝でビルバオと対戦。2度リードを奪ったが追いつかれ、延長戦で逆転を許し、2-3で敗れた。苦戦を強いられたFWリオネル・メッシは延長後半アディショナルタイムにファウルをしてしまい、一発退場となった。

 スペイン『マルカ』によると、バルセロナのロベルト・クーマン監督はメッシの退場について言及を避けている。メッシは延長後半アディショナルタイムにFWアシエル・ビジャリブレに対して悪質なタックルをしてしまい、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によってレッドカードを提示されていた。メッシはクラブキャリアにおいて初の退場処分となった。

 クーマン監督は「審判については意見を言わないほうがいいだろう。ただの繰り返しになるだけだ。そうしたくはない。自分の意見は控えることにする。メッシがやったことは理解できる」とフォローし、エースへの当たりが強かったことを説明する。

「どれだけ彼に対してファウルがあったのか、私にはわからない。ドリブルをしようと思ってもできなかった。彼を許すかって? あの出来事についてきちんと精査する必要がある」

 タイトルを目前にして逃したショックは大きい。指揮官は試合前に「トロフィーを獲得することは、バルセロナがチームとして発展するうえで良い一歩になる」とも語っていた。敗戦後にそのコメントを引き合いに出されると、「一歩後退したわけではない。トロフィーは、自分たちが正しい道を歩んでいることを示すためのものだ。とはいえ私たちは、まだ正しい道を歩んでいる」と弁明している。

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