関西地域のU-16年代において長期にわたるリーグ戦を通して、選手の育成および指導者のレベルアップを図ることを目的とする「関西U-16～Groeien～2020」は全日程終了後、各チーム選出の優秀選手を発表した。G2リーグ6位の初芝橋本高(和歌山)からはGK永野貴碩(1年=ガンバ大阪門真ジュニアユース出身)が選出された。

以下、永野コメント

―リーグ戦を振り返って。
「勝ち試合をものにできず、70～80分での失点が多くなってしまい、引き分けや敗戦の数が多くなってしまった。個人としてはその時間にコーチングなどで改善できれば良かったです」

―現在の課題と強みは?
「課題は最後の詰めの甘さです。これはチーム全員の中でも1番認識しているところです。強みはセットプレーからの得点です。身長の高い選手も多く、グロイエンの得点はほとんどがセットプレーからの得点で継続して磨いていきたいです」

―目標とする選手は?
「大谷澪紅(現大阪体育大)選手です。昨年の初橋のキャプテンでチームをまとめる力やまじめにサッカーに取り組む姿勢を間近で見てきて、全員を引っ張るキャプテンシーがすごいからです」

―今後の目標を教えて下さい。
「今のチームはまだまだ足りない部分が多く、自分にとって都合の悪い状況になってしまうと弱気を吐き逃げてしまうので、逃げずにしっかりと受け止めて自分のものにし、関西や全国の舞台でも通用するようなチームを作っていきたいと思います」

(構成　吉田太郎、協力　スポーツらぼ御殿場、初芝橋本高)

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