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山東泰山のACL出場資格が撤回へ…「延滞金」に関する規則違反

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昨季の中国カップを制し、ACL出場権を得ていた山東泰山

 アジアサッカー連盟(AFC)は8日、山東泰山(前・山東魯能)にライセンス規則違反があったとして、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のライセンスを撤回することが決まったと発表した。これに伴い、2021年大会の参加資格も失った。

 AFCの発表によると、違反があったは2016年度のライセンス規定。選手への給与や国家当局への税金など、延滞金に関する要件を満たしていなかったという。一部の現地報道では、同年に指揮していたフェリックス・マガト監督の右腕にあたるドイツ人コーチへの給与未払いがあったのではないかと伝えられている。

 山東はこの件について公式発表を行っておらず、中国『CCTV』によれば一部選手はWeiboを通じて驚きを示しているという。

 なお、山東が本大会に出場できない場合、大会規則に従って再割り当てが行われる見込み。プレーオフに参戦している北京国安が本大会に進出し、昨季リーグ戦4位だった上海海港(前・上海上港)がプレーオフに加わるとみられる。

 山東は1月27日に行われた組み合わせ抽選会で、ポートFC(タイ)、傑志(香港)、プレーオフ枠と同じグループJに割り当てられていた。プレーオフにはC大阪が参戦しており、勝利した場合は対戦する可能性があった。

●ACL2021特設ページ

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