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クラブを納得させた「確実な変化の意志」…昨季2度目の“DV騒動”で仙台退団の道渕諒平、新天地は韓国2部

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MF道渕諒平の新天地は韓国2部に決定

 Kリーグ2(韓国2部)の忠南牙山FCは22日、昨年10月にベガルタ仙台を退団したMF道渕諒平(26)が加入することを発表した。クラブ公式サイトによると、登録名は「諒平」。背番号は17となっている。

 道渕は2017年に明治大から甲府に入団。プロ2年目の2018年シーズンにJ2リーグ戦27試合2ゴールと頭角を現し、2019年に下部組織時代を過ごした仙台に完全移籍した。同シーズンはJ1リーグ戦25試合で5得点を記録したが、2020年10月に週刊誌で女性に対する暴行などが報じられると、仙台側が認知していなかった事実など、クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容が含まれていたとして同20日付けで契約解除。甲府時代にも女性への暴行容疑で逮捕され、公式戦出場停止などの処分を受けていた。

 クラブ関係者は道渕の獲得に際し、公式サイト上で「クラブ内で深みのある議論と多角的な検討を行った上で迎え入れを進行させた。社会的なスキャンダルを起こしたことは否定できないが、トレーニング期間中に選手の態度を継続的に見てきた。面談を通じて選手の確実な変化の意志を感じ、社会的に問題を起こしたり、選手とクラブの品位を落としたりする行為をしないという明確な答えを受けて、契約を結んだ」と説明している。

 続けて「クラブも選手全員に対する強力な予防教育を進めるなど、事件事故発生を防ぐことに最善を尽くし、選手本人も過去の過ちを反省して模範になるように努力する」とした。

 Kリーグ2は今月末に開幕。忠南牙山FCは27日の第1節で全南ドラゴンズと対戦する。

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