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計7ゴールの“殴り合い”…岡崎2戦ぶり出場の最下位ウエスカ、一時逆転もセルタに敗れる

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2試合ぶりの出場を果たしたFW岡崎慎司

[3.7 ラ・リーガ第26節 ウエスカ3-4セルタ]

 ラ・リーガ第26節が7日に行われ、FW岡崎慎司の所属する20位ウエスカはホームで11位セルタに3-4で敗れた。3試合連続ベンチスタートの岡崎は後半44分に途中出場。2試合ぶりに出番を得たが、ゴールを奪うことはできず、チームは3戦ぶりの黒星となった。

 試合は序盤から点の取り合いとなる。セルタは前半5分、カウンターからFWサンティ・ミナが右足で決めて先制。一方のウエスカは、同14分に左CKの流れから右サイドのDFパブロ・マフェオが速いクロスを送り、DFディミトリス・シオバスのヘディング弾で同点に追い付く。

 さらに前半16分、速攻からFWラファ・ミルがドリブルでPA内右へ。右足で強烈なシュートを叩き込み、2-1と逆転する。しかし、ウエスカのリードは長く続かない。同37分にセルタMFデニス・スアレスのスルーパスからMFブライス・メンデスがPA内中央に走り込み、滑りながら左足でシュート。GKアルバロ・フェルナンデスに弾かれたボールをFWノリートが右足で蹴り込み、ゲームを振り出しに戻した。

 そのままハーフタイムが近づくと、前半アディショナルタイム2分にアクシデント。セルタGKルベン・ブランコがセットプレーの守備で相手と接触した際に左膝付近を痛め、同6分にGKイバン・ビジャルとの交代を余儀なくされる。嫌な雰囲気で前半を折り返したセルタだったが、後半7分に逆転ゴールを奪った。

 左CKからキッカーのD・スアレスが右足でファーに高い弾道のクロスを供給。フリーで待っていたDFウーゴ・マージョが頭で合わせると、ゴール左隅の絶妙なコースにボールが吸い込まれた。

 しかし、ウエスカも譲らない。後半29分、MFハビ・ガランがPA左脇から左足でクロスを送り、相手に当たったボールに中央のMFダビド・フェレイロが反応。体を倒しながら左足で押し込み、3-3とする。

 ところが後半32分、PA内右に進入したセルタFWイアゴ・アスパスの落としから、ボックス外のMFフラン・ベルトランが右足でダイレクトシュート。GKフェルナンデスから逃げるように曲がりながらゴール左へ突き刺さり、またしても勝ち越す。これが決勝点となり、セルタが4-3で3試合ぶりの勝利を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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