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左足で完璧2アシスト! 雪辱に燃えた久保建英「同じ相手にホームで負けるのはありえない」

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U-24日本代表MF久保建英(ヘタフェ)

[3.29 SAISON CARD CUP 2021 U-24日本 3-0 U-24アルゼンチン 北九州]

 攻撃陣では唯一、中2日での連続先発となったU-24日本代表MF久保建英(ヘタフェ)が左足で2得点をアシストした。フル出場した第1戦(●0-1)で足を痛めていたが、「打撲等がありましたが、きょうの試合に間に合って、個人としてもチームとしてもリベンジできた」と会心の勝利を喜んだ。

「同じ相手にホームで負けるのはありえない」と雪辱に燃えた久保が、攻撃の中心に君臨した。後半23分、28分にいずれも左CKから精度の高いキックでDF板倉滉(フローニンゲン)のゴールを演出。「1本目は板倉選手を狙って、2本目は空いているスペースに蹴って、誰かが入ってくれたらという感覚だった」と、高精度キックを見せつけた。

 この試合も4-2-3-1のトップ下に入った久保は流動的に動いてボールに多く触り、序盤から攻撃のリズムを生み出した。前線から連動してプレッシャーをかけ、相手に主導権を握らせず。周囲を生かすプレーが際立ち、後半6分にはMF相馬勇紀(名古屋)のポスト直撃シュートを導くなどチャンスに絡み続けた。

 第1戦の反省を生かし、チームは大きく改善した。激しい寄せで攻撃を寸断すれば、セカンドボールの回収でも上回り、相手に流れを渡さなかった。「落ち着いてボールを支配することができた。(自分たちの)守備で相手のロングボール、ビルドアップに1戦目と違って対応できたことが、自分たちの余裕につながった」と手応えをにじませた。

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