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ライプツィヒがDFB杯2回戦前に“粋な提案”…対戦相手も快諾「火曜夜への期待感が高まった」

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ライプツィヒが粋な提案

 ブンデスリーガのライプツィヒが粋な提案をしたようだ。ドイツ『キッカー』が25日に伝えている。

 ライプツィヒは26日にDFBポカール(ドイツ国内杯)2回戦でバベルスベルク(ドイツ4部)と対戦する。試合はバベルスベルクホームのカール・リープクネヒト・スタジアムで開催。約6000人の来場が見込まれている。

 ドイツ紙の記事内に書かれている“DFBガイドライン”によれば、試合開催で出た収益のうち、協会費で10%が引かれ、残りの90%を両クラブで折半するのが決まりのようだ。しかし、ライプツィヒがこの試合で得られる収益の45%をバベルスベルクに譲る提案をしたという。

 もちろん、バベルスベルクはライプツィヒの粋な提案を快く承諾。クラブCEOは「プロフェッショナルで親密な交流ができたこと、そしてレベニューシェア放棄の申し出を受けたことで、火曜日の夜への期待感が高まった」とコメントしている。

 また、ライプツィヒのコマーシャルディレクターを務めるフロリアン・ショルツ氏は「バベルスベルクもコロナ禍により経済的に大きな打撃を受けており、また試合運営により追加費用も発生する。そのため今回の放棄について、特に悩むようなことはなかった。私たちは、こういった形で貢献できること、そしてアマチュアスポーツへポジティブなシグナルを送れることをうれしく思っている」と経緯を説明した。

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