バルセロナに所属するDFダニエウ・アウベスは、引退時期を問われることが我慢ならないようだ。『カタルーニャ・ラジオ』で語られた内容をスペイン『マルカ』が伝えた。

　昨年11月、38歳にしてシーズン終了までの契約でバルセロナに復帰したアウベス。キャリアの全盛期を同クラブで過ごしたブラジル代表DFは、時を同じくして招へいされたチャビ・エルナンデス監督の要請で帰還したと伝えられている。

　バルセロナでの2度目のラ・リーガデビューは今年1月8日の第20節グラナダ戦にまでもつれ込んだが、その試合ではフル出場して1アシストを記録した。

　『カタルーニャ・ラジオ』のインタビューで「38歳の選手と契約するなんて…」と語りかけられたアウベスは、引退についての心中を明かしている。

「(38歳の選手との契約は)躊躇するだろうね。だが、それはクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ、ズラタン・イブラヒモビッチ、そしてダニ・アウベスでなければだ。彼らはいつ引退しなければならないか、他人に言われたくない連中さ」

　また、アウベスは2021年夏にパリSGに移籍したリオネル・メッシについて言及。同選手が「ここでキャリアを終えることができればいいんだけど…」と語り、復帰の希望を口にした。

「ここでプレーを終えることができれば、彼にとっては最高の贈り物になるだろう。それにクラブもそれに応えてくれるはずだ」

　コンディションを上げたばかりの時に感染していた新型コロナウイルスからも回復し、元同僚のチャビ監督と2度目のタッグを組むアウベス。一度は他の地に活躍の場を求めたが、クラブへの忠誠心は揺らいでいないようだ。

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