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“御前試合”2戦連発!U-19山崎が反町監督に猛アピール

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[4・7 練習試合 U-19日本代表候補 1-1 清水サテライト]

 U-19日本代表候補のFW山崎亮平(19=磐田)が視察に訪れたU-23日本代表反町康治監督(44)に得点力の高さを改めて見せ付けた。0-1の前半30分から出場した山崎は後半5分、FW大迫勇也(17=鹿児島城西高)のラストパスに反応すると飛び出してきた相手GKを冷静にかわし、同点ゴールを流し込んだ。同じく反町監督が視察した前日(6日)のサテライトリーグ川崎F戦に続く2戦連発。2日連続で“御前ゴール”を決めた山崎は「オフサイドかなと思ったけど、ボールがいいタイミングで入ってきた。決めるだけだった」と貴重な一撃を振り返った。
 五輪代表に初招集された2月のアメリカ遠征ではゴールを連発しながらも3月27日の親善試合アンゴラ代表戦には呼ばれず。反町監督は試合後、「きょうは何もコメントないよ。山崎は昨日も見ている。(9日の)磐田戦も行く可能性はあります」とだけ話し、会場を離れた。ただ、Jリーグの公式戦ではないとはいえ、2戦続けてのゴールは指揮官へのアピールとなったはずだ。山崎は「点取れたことは良かったけど、他に何もしていない。もっと自分を出さなきゃいけない」と前向き。絶対的なFW不在のU-23代表に再び入り、北京へ。U-19代表のエースストライカーはまだあきらめていない。

(取材・文 吉田太郎)

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