beacon

[キリン杯]闘莉王が右肩強打。パラグアイ戦ピンチか

このエントリーをはてなブックマークに追加
Text alert@矢内
浦和ではボランチでのプレーが続いている闘莉王が、本職のセンターバックで先発フル出場。雨でボールがよく走るピッチに苦戦したのか、らしくないパスミスや軽いプレーを見せながらも、全体的にはよく体を張って守り、1-0での勝利に貢献した。
「強い相手とやれるのは自分たちにとって非常にいい勉強になる。久々のバックラインで、久々の代表戦。何より結果を残したかったから、それができてよかった」と話した。攻撃参加を自重していたことについては「何がチームにとって一番大事かを考えながらやっている。一番はワールドカップに出ること」と、状況に応じてプレーすることを強調した。
心配なのは後半のプレーで元々痛めていた右肩を強打したこと。一度ピッチの外に出て治療を受け、最後までプレーしたが、試合後はかなり痛そうな様子を見せていた。取材エリアに現れたときは、右眉のところに絆創膏も貼られており、痛々しい姿。右肩については「大丈夫っす」とだけ言ったが、岡田監督が「あした選手のコンディションを見て、使うとケガの心配がある選手は使いたくない」と話しており、パラグアイ戦の出場は微妙になった。
(矢内由美子)

TOP