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[W杯予選]まさかの空振り、A代表デビューの本田「全然満足できない」

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[6.22 W杯アジア3次予選 日本1-0バーレーン 埼玉]

 待望のA代表デビューはほろ苦かった。MF本田圭佑(VVV)は左MFで先発。前半18分のFKのチャンスにはボールをセットしたMF中村俊輔(セルティック)を制して、自ら左足で狙ったが、壁に当たった。「距離的にもオレかなと思って蹴らせてもらった。“蹴っていいっすか?”って聞いたら“いいよ”って。(壁に)当たるか、当たらないかは微妙なところ」と悔やんだ。
 前半ロスタイムにはMF遠藤保仁(G大阪)のFKがクロスバーに当たった跳ね返りにつめたが、左足は空を切った。無人のゴールに押し込むだけの絶好機にまさかの空振り。「あそこは個人の技術。個人の能力のみ。そういうところをもう少し成長して、相手にとって怖いプレイヤーにならないと。そこは一生の課題になると思う」。結局、シュートゼロ(公式記録では前半のFKも壁に当たったためシュートにカウントされなかった)の不完全燃焼のまま後半35分に途中交代。「全然満足できない」と反省し切りのデビュー戦となった。

(取材・文 西山紘平)

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