4日のキリンチャレンジ杯・フィンランド戦(国立)、11日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(日産ス)に向け、日本代表が1日、千葉県内で合宿をスタート。欧州組5人を除く全20選手が参加した。
以下、練習後の岡田武史監督コメント

●岡田武史監督
―選手のコンディションは?
「ちょっと時差ボケがある選手もいるようだけど、練習が始まったらキレもあったし、コンディション的には悪くないと思う」

―遠藤と闘莉王がフリーマンだったのは?
「対人(練習)をそれほどやってないので、少しずつ上げていこうかなと。筋肉痛とか、必ずリバウンドが出るので。それを考慮しながらやっていこうとトレーナーとも話している」

―2人の動き自体はどうだった?
「闘莉王は全然問題ないと言っていた通り、普通にやっていた。ヤット(遠藤)はセーブしながらという感じだった」

―遠藤はフィンランド戦で90分やると言っているが?
「まだ分からないけど、フィンランド戦ができるなら、半分はテストとして使おうと思っている。フィンランド戦がいいテストになる」

―フィンランドは湘南に0-1で敗れたそうだが?
「本当?でも、これで発奮してくれれば。こっちもテストしたいことがあるし、お客さんが入れば頑張ってくれるんじゃないか。湘南が強いのかもしれないし。(監督は)反町だし」

―大久保の試合は見たか?
「DVDはもらったけど、まだ見ていない。良かったとは聞いている」

―俊輔の合流時期は?
「まだ分からない」

―3日に合流できたら、フィンランド戦に使うのか?
「可能性はなくはない」

―バーレーン戦の反省をこれからしていく?
「反省はするけど、やることを変えるわけじゃない。なぜ今までできていたことができなかったのか。きょうの練習ではサポートしなきゃとかパスのスピードとか、そういう意識は感じた。僕らは前に向かって進んでいくだけ」

(取材・文　西山紘平)