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犬飼会長「今の代表は面白くない」

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 「今の日本代表はちっとも面白くない」。
 
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)が、岡田ジャパンに辛口エールを送った。犬飼会長は、今週発売された「週刊現代5/9号(講談社)」のインタビューで「つまらない日本代表」について語っている。

 まず、岡田武史監督が「南アフリカW杯での目標はベスト4」と言ったことに対してもの申した。「いまのままでは難しい。強化すべきポイントはとても多い。早く出場を決めてそれらの改善に取り組まないと、とても間に合いません」と語ると、毒舌は加速。「いまの日本代表は、可もなく不可もない選手ばかり。ちっとも面白くありません」。97年に初のW杯出場を決めるゴールをあげた岡野雅行の名をあげて、「(岡野のように)『こいつ何かやってくれるんじゃないか』っていう期待感は、いまの代表にはないでしょ」。
 
 とは言いながらも、浦和レッズの原口元気(17)やガンバ大阪の宇佐美貴史(16)ら個性際立つ若手にはかなりの期待をしているようで、「世界で活躍する可能性をもった選手。今後うまく育成していけば、日本代表の成功にも繋がっていくでしょう」と語っている。
 
 その他、同会長は日本代表、そして中田英寿問題にも言及。3ページに渡って犬飼節がさく裂している。興味がある方は、今週の週刊現代をチェックしてみよう。

 でも会長、これって「愛」があるからこその言葉ですよね…。

(文 山口雄人)

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