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[日本クラブユース選手権]広島ユースが後半8発で大勝発進_GL A組第1日レポ

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 第33回日本クラブユース選手権(U-18)が25日、福島県のJヴィレッジで開幕した。
 グループリーグAグループ第1日の2試合の結果は以下の通り

[7.25 第33回日本クラブユース選手権(U-18)GL第1日 広島ユース 8-1 塩釜FCユース]

 03年、04年に連続日本一に輝いているサンフレッチェ広島ユース(中国)対塩釜FCユース(東北1)は、後半に大量8ゴールを叩き込んだ広島が8-1で快勝した。

 すでにトップチームの一員として出場したナビスコ杯でゴールを決めている注目のアタッカー、U-18日本代表MF大崎淳矢やU-18日本代表候補MF茶島雄介ら年代別日本代表選手を多数擁する広島は、前半から相手ゴールへと襲い掛かった。大崎の6本を筆頭にMF浅田裕史の3本など前半だけでシュート12本を塩釜ゴールへ浴びせた。それでも前半はGK大友聡太ら粘る塩釜から1点も奪えなかった。
 
 だが後半8分、相手のファウルで得たPKを大崎が右足で決めると、退場者を出して10人となった塩釜から広島が怒涛のゴールショー。12分に大崎がドリブルから2点目を奪うと、15分には茶島が左足で加点した。その後もFW砂川優太郎の2ゴールやMF水頭廉、そして途中出場のMF越智翔太とFW川森有真の2人もゴールを破り8得点。塩釜は後半38分に相手ボールをインターセプトしたMF浅沼翔のゴールで一矢報いるのがやっとだった。

[7.25 第33回日本クラブユース選手権(U-18)GL第1日 横浜FMユース 3-1 名古屋U18]

 2000年以来9年ぶりの優勝を目指す横浜F・マリノスユース(関東5)対昨年の全日本ユース(U-18)選手権準優勝の名古屋グランパスU18(東海3)の好カードは、横浜FMが3-1で制した。

 プリンスリーグ(U-18)関東1部得点王のFW関原凌河に10番の小野悠斗、U-18日本代表の左SB岡直樹ら好タレントの名が並ぶ横浜FM。この日はU-17日本代表のMF小野裕二がベンチスタートとなっていたが、それでも評判通りの力を発揮する。
 序盤こそ右サイドに位置する岩田修平金編勇佑の年代別代表候補コンビら名古屋に主導権を握られていたが前半28分、中盤でボールを拾ったMF天野純が狙い済ました左足のロングループシュートを決めて先制。さらに33分には天野の左CKを関原が頭で合わせて2-0とした。

 後半26分にも左サイドを破った岡のラストパスを小野悠が左足ダイレクトで決めて3点差。名古屋の反撃は後半30分にU-18日本代表候補MF矢田旭がPKを決めた1点だけにとどまった。


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(文 吉田太郎)

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