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"全中"は静学が島原一中破って初V!!

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 長崎県で行われている第40回全国中学校サッカー大会は、静岡学園中学の初優勝で幕を閉じた。

 決勝戦は地元・長崎の島原第一中学校対創部8年目で初の決勝進出を果たした静岡学園中学との対戦。島原第一中はここまで4試合6得点1失点で初戦以外は1点差もしくはPK戦で勝ち上がってきた「守り」のチーム。対する静学は4試合12得点2失点と圧倒的な得点力を誇るという、好対照の組み合わせとなった。

 試合はこれまでの勝ち上がりのデータが示すとおり、攻める静学、守る島原第一という様相を開始早々から見せる。静学はFW深瀬健也やMF渡辺隼が次々とシュートを放っていく。実に前半11本、後半12本ものシュートを放つなど圧倒的に攻め立てるが(島原は前後半通じてシュートは1本)、GK田中佑昌をはじめとした守備陣が粘る島原第一のゴールを割ることができない。

 結局前後半では決着がつかず、延長戦へ。延長前半には島原第一中もシュートを打つシーンもあったが、互いにゴールはなし。そして延長前半も過ぎ、後半2分。静学はMF渡辺のFKを一度はGK田中に弾かれるが、このボールをFW米倉知穂が頭で押し込み、これが決勝点。延長戦の末に1-0で勝利した静学中が初めて「中学No,1」に輝いた。

<写真>優勝して記念撮影におさまる静学イレブン

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