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[コマスポ]駒大、5分で逆転勝ち。インカレ出場に光!

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-采配ピタリ!インカレ出場へマジック1-

 第83関東大学サッカーリーグ・第21節は15日、神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場で、駒大と東海大が対戦し、2-1で駒大が勝利した。

駒大2-1(前半0-1)東海大
<得点者>()はアシスト
2分:[東]井上
53分:[駒]笠井
57分:[駒]山中(山崎)

<メンバー>
GK:岡大生[3]
DF:酒井隆介[3]、中山友規[4]、伊藤 龍[4]、亀井秀将[3]
MF:市川祐樹[4](→49分笠井雄太[3])、金 正也[3]、金久保 彩[3](→52分山中淳樹[4])、山崎健太[4]
FW:三島康平[4]、佐藤佳成[4](→89分四方田翔平[4])
※[ ]内数字は学年

<写真>逆転弾を決めるなど活躍した駒大・山中

 スタートは最悪だった。開始直後の2分、いきなり失点した。駒大DF伊藤龍のクリアが相手FW里中頌平に当たり、FW井上和馬がこれを拾って独走。難なく決められ、あっさりと先取点を献上してしまった。

 出鼻をくじかれた形の駒大だったが、すぐに反撃に出る。16分にはMF市川祐樹がミドルを放ち、22分にはFKのこぼれ球をMF金正也が強烈なシュート、31分にもこぼれ球をボレーで合わせたが、いずれもシュートは大きく枠の上へと外れたが、リズムは取り戻していた。しかしゴールは割れず、前半は0-1で折り返した。

 何としても勝ちたい-。後半序盤から、指揮官は手を打った。「勝たなければいけないので、早目早目に手を打とうと思った」という秋田監督は、49分にMF笠井雄太、52分にMF山中淳樹と次々にカードを切る。この采配が的中した。

 53分、CKから伊藤が放ったシュートのこぼれ球を笠井が押し込んで同点。さらに、57分にはMF山崎健太の左クロスを山中が流し込んで逆転に成功する。交代2選手がきっちりと結果を出し、わずか5分間で逆転に成功した。

 東海大も、60分にMF島優也とFW早嵜大輔を同時投入。選手交代で流れを変えようと試みたが、主導権が東海大へと移ることは無かった。

 危なげなく逃げ切った駒大は、次節の早大戦に勝利すれば自力でインカレ出場権を得られる。「勝ってインカレにいきたい」と中山主将も意気込んだ。「3年ぶりの日本一」へ。このまま勢いに乗り、まずは次節、確実に早大を倒したい。

以下、試合後のコメント

●秋田浩一監督
「もうちょっと、4年生が気持ちを込めてやって欲しかった。だらしないと言うか、気持ちがこもってないと感じた。次節? 選手も含めて勝負にこだわっていきたいと思います」

●中山友規主将(政4)
「前半は集中していたが、点を取られてしまった。後半は自分たちのプレーができた。(後半に入る前の気持ち)負けたらインカレに出場できなくなる。やるしかないと意気込んだ。出足よく15分までに点が入ったのでよかった。次戦に向け? 勝ってインカレにいきたい」

山中淳樹(法4)
「(交代の時)後もないし、やるしかなかった。自分が決めるとは思っていなかったが、勝利につながるプレーをしていきたいと思っていた。逆転ゴール? 常にニアに出ることを意識しており、そのような練習を続けていた。それが結果につながって良かった」

●笠井雄太(政3)
「中大戦でチームを離れていて、復帰して使ってもらったが、チームのためにできなかった。今日入ったら今まで迷惑かけた分を返したかった。結果に繋がったので良かった。インカレが近づいた?4年生にいい思いをさせるためにも頑張って、インカレに出て頂点を取りたい」

(文・駒大スポーツ 近藤信太郎)

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