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[大学選手権]司令塔不在で苦しんだ明治大に"朗報"

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[12.19 全日本大学選手権1回戦 明治大0-0(PK5-3)仙台大 平塚]

 苦しみながら初戦を突破した明治大だが、23日の準々決勝・鹿屋体育大戦ではMF山田大記(3年)が復帰する可能性がある。仙台戦は司令塔の山田に加え、FW久保裕一(3年)も負傷欠場。久保は今大会中の復帰は難しそうだが、神川明彦監督は「山田は次は戻れそうだと聞いている」と説明した。

 山田不在の中盤はポゼッションを握っていた時間帯も効果的な崩しがなく、ミスからボールロストして自滅してしまった。今年は大きなケガもなく、ユニバーシアード代表で不在だった時期を除けば、すべての公式戦に出場してきたという山田。神川監督は「山田がいるといないとでは違う。いないことで、彼の大きさを知った」と話すように、逆に存在感が際立つ結果となった。

 スタンドで応援役に回っていた山田は「勝って良かったです。ホッとしました」と安堵のため息を付いていた。復帰の舞台をつくってくれたチームメイトに応えるためにも、準々決勝では大暴れするつもりだ。

<写真>厳しい表情で戦況を見つめる明治大の神川明彦監督

(取材・文 西山紘平)

特設:大学選手権09

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