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長谷部が強行先発へ、「代表は常に勝たないといけない」

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 1日夜に帰国したばかりのMF長谷部誠(ボルフスブルク)が3日のアジア杯予選・バーレーン戦(豊田ス)に強行先発する。練習できたのは試合前日だけ。それでも「疲れは全然ない。監督には欧州の時間で生活していいと言われたので、昼過ぎまで寝ていられる」と不安を一蹴した。

 昨年11月18日の香港戦以来、3ヵ月半ぶりの代表戦。海外組不在で臨んだ東アジア選手権は韓国に1-3の惨敗を喫するなど過去最低の3位に終わった。「韓国は球際もファウルになっていいぐらいの感じで激しく来ていた。気持ちで負けていたのかもしれない」と敗因を挙げた。

 「代表は常に勝たないといけない」。そう力説した長谷部が中盤に加わることで、攻守に機動力が生まれるのは間違いない。「ロングシュートとかが引いている相手だと大事。シュートを打てば相手も前に出てくる。そういうイメージを持ってやれれば」。

 前回出場した香港戦では自らのミドルシュートで先制点を奪い、4-0の快勝に導いた。イメージはあのときと同じだ。「明日の試合は(アジア杯予選の)1位通過もかかっている。プライドを持って結果を残したい」と意気込んだ。

<写真>前日夜に帰国したばかりのMF長谷部誠

(取材・文 西山紘平)

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