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「岡田武史を即刻解任せよ」サポーターが解任デモ行動!

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 やっぱり、我慢できない!? ついに、抗議デモも勃発した。日本代表のサポーター4名が、岡田武史監督の解任を求めて抗議行動を行ったようだ。

 3日付のスポーツ新聞各紙の報道によると、2日夜にサポーターと名乗る4人組が日の丸の旗を振りながら、東京・文京区のJFAハウス前に集まり、拡声器を手に声高に岡田監督の解任を訴えた。

 「岡田武史を即刻解任せよ」

 「何が今さら海外組だ。岡田監督、辞めろ!!」 

 「何度も同じ失敗を繰り返し他者に責任を転嫁している。何度同じミスを繰り返すんだ!」

 「任命した犬飼会長(実際には川淵名誉会長)も責任を取って辞任しろ」

 指揮官や日本協会に対して約20分間、怒りをぶちまけたという。周辺住民が通報してパトカーまでが出動する騒ぎとなった。

 それでも参加者の一人は「今月中には(人数を集めて)解任デモを行います。時間がないから行動するしかない。このままでは(W杯は)全敗」と、さらなる抗議行動を予告したようだ。

 日本協会の原博実技術委員長は「こないだ(東アジア選手権3位)のパフォーマンスでは、そう思われてもしかたない。明日の試合は勝ったからOKということでもない。最低限、次につながるものを出してくれることを望みたい」と、3日のバーレーン戦では内容も結果も求めたという。

 果たして、ファンが納得し、W杯に希望が持てる試合内容を示せるか-。バーレーン戦は海外組中心で戦うようだが、サポーターは、海外組の華やかな個人技を見たいわけではなく、チーム全体としての“可能性”が見えることを期待している。そもそも、バーレーン戦は“消化試合”。勝って当然ともいえる一戦だが、一過性の強さではなく“未来”につながるサッカーを見せてほしい。

(文 近藤安弘)

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