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4日前にJ1デビューの有田、U-19代表で先制弾

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[3.24 練習試合 U-19日本代表 5-1 順天堂大]

 4日前にJ1デビューを果たしたばかりのヴィッセル神戸の高卒新人FW有田光希(前・北越高)がU-19日本代表の先制ゴールを決めた。

 FW永井龍(C大阪)と2トップを組んで先発した有田は、前半29分、右CKをその永井が流したところを右足ダイレクトでゴールへとたたき込んだ。「ゴールは押し込むだけだった。それよりも流れの中で取らなければいけない。また身体の強さが武器なので、もっと相手を身体で押さえ込まなければいけなかった」と悔やんでいたが、“代表初ゴール”に「自分の役割はやはりゴールを決めるところ。自分はこの代表では初めてなので不安だったけど、その点は持ち味を出せた」と素直に喜んだ。

 わずか4分間の出場時間だったものの、20日の清水戦でJ1デビュー。クラブの戦い方に慣れてポジショニングの良さや身体の強さ、球際の強さといった特徴を出せるようになってきた。そして年代別代表メンバー入り。「まだまだ自分は課題ばかり。もっと成長しなければいけない」。メンバーに生き残るため、自分を成長させて少しでもチームに貢献できる選手になる。

(取材・文 吉田太郎)

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