[コマスポ]駒大、首位追走へ強豪・中大に必勝を期す
=首位・明大を追走するためにも、負けられない!=
関東大学サッカーリーグ1部9節は23日、午後13時50分から平塚競技場で中大―駒大が行われる。
現在2位の駒澤大学は3位中央大学と対戦する。首位明治大学の背中を、指をくわえて見ている状況に無い両チームなだけに、スリリングなゲームになることはほぼ間違いないだろう。
前節の流経大戦はビックチャンスも前後半通して作り、チーム全体でハードワークを怠らず、1人1人が強いハートを持って最後まで戦ったのに、何故結果はドローに終わったのか。答えはとてもシンプルなもので、ただゴールが決まらなかったからにすぎない。その日、FWのポジションで先発した田中信也は飛び出しとシュートまでの動きはパーフェクトだったが決定力が足らずゴールを奪えなかった。シュート以外の質は高水準だっただけに、早大戦ではフィニッシュの精度を高め汚名返上といきたいところだ。
駒大は今、敗戦を喫した試合の問題点の修正に努め、それが少しずつ改善されようとしている。不安視されていたDFラインもCB林堂眞の著しい成長もあって何とか形になりつつあり、ミスの多かった左SB濱田宙も流経戦での大きなミスは見られなかった。1ボランチに入る金正也の横のスペースは以前から狙われやすく注意していた箇所だがサイドハーフの奥村情と金久保彩が重労働を厭わずカバーし合い、完全とはいかないがなんとか埋めている。
攻撃でも着実にFWの棗佑喜が競り合いに勝てるようになり、前線で起点の役割を担えるようになった。これにより駒大らしい縦にスピードのある攻撃を繰り出しやすくなり、相手に与える脅威も増したはず。今後これらを継続して行っていけるかが、優勝を目指す上で大事な焦点になることだろう。
相手の中大は、ボランチの六平光成を中心としたモダンなパスサッカーを施行しているチーム。ボールポゼッションは圧倒的に中大に傾くことが予想されるため、そこは割り切って前からハイプレスを浴びせ少しでもゆとりあるビルドアップをさせない取り組みが必要になってくる。
ボールを前線まで繋がれてしまうと、林容平、安柄俊など個人の突破だけでも十分危険度が高いタレントが揃っているため、駒大DF陣は前節の流経戦同様かなりの重労働を強いられることは間違いないため、周到な準備と決死の覚悟を持ってこの一戦に臨みたいところだ。
▼関連リンク
☆大学サッカー
☆関東1部L特集
(文 駒大スポーツ・田中幸生)
PR:駒大スポーツでは、サッカー部の試合内外での細かな情報を今、流行のつぶやきサイト「twitter」でつぶやいております。「koma_football」か「#koma_footopi」で検索して、ぜひフォローをお願いします。
関東大学サッカーリーグ1部9節は23日、午後13時50分から平塚競技場で中大―駒大が行われる。
現在2位の駒澤大学は3位中央大学と対戦する。首位明治大学の背中を、指をくわえて見ている状況に無い両チームなだけに、スリリングなゲームになることはほぼ間違いないだろう。
前節の流経大戦はビックチャンスも前後半通して作り、チーム全体でハードワークを怠らず、1人1人が強いハートを持って最後まで戦ったのに、何故結果はドローに終わったのか。答えはとてもシンプルなもので、ただゴールが決まらなかったからにすぎない。その日、FWのポジションで先発した田中信也は飛び出しとシュートまでの動きはパーフェクトだったが決定力が足らずゴールを奪えなかった。シュート以外の質は高水準だっただけに、早大戦ではフィニッシュの精度を高め汚名返上といきたいところだ。
駒大は今、敗戦を喫した試合の問題点の修正に努め、それが少しずつ改善されようとしている。不安視されていたDFラインもCB林堂眞の著しい成長もあって何とか形になりつつあり、ミスの多かった左SB濱田宙も流経戦での大きなミスは見られなかった。1ボランチに入る金正也の横のスペースは以前から狙われやすく注意していた箇所だがサイドハーフの奥村情と金久保彩が重労働を厭わずカバーし合い、完全とはいかないがなんとか埋めている。
攻撃でも着実にFWの棗佑喜が競り合いに勝てるようになり、前線で起点の役割を担えるようになった。これにより駒大らしい縦にスピードのある攻撃を繰り出しやすくなり、相手に与える脅威も増したはず。今後これらを継続して行っていけるかが、優勝を目指す上で大事な焦点になることだろう。
相手の中大は、ボランチの六平光成を中心としたモダンなパスサッカーを施行しているチーム。ボールポゼッションは圧倒的に中大に傾くことが予想されるため、そこは割り切って前からハイプレスを浴びせ少しでもゆとりあるビルドアップをさせない取り組みが必要になってくる。
ボールを前線まで繋がれてしまうと、林容平、安柄俊など個人の突破だけでも十分危険度が高いタレントが揃っているため、駒大DF陣は前節の流経戦同様かなりの重労働を強いられることは間違いないため、周到な準備と決死の覚悟を持ってこの一戦に臨みたいところだ。
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