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[ケイスポ]慶大、ゴールラッシュで流経大に快勝

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[慶應スポーツ ゲキサカ版]
[5.22 関東大学1部第9節 慶應義塾大 4-0 流通経済大 栃木グ]

 慶應義塾大は22日、第84回関東大学サッカー1部リーグ第9節で流通経済大と対戦し、4-0で勝利した。2連敗のなか臨んだ慶大が内容、結果とも昨年のリーグ戦王者を圧倒する結果となった。

「危機感を持っていた」(河井陽介3年=藤枝東高)。その意識は試合序盤から表れた。長短両方のパスで試合を組み立てる流経大に対し、慶大は厳しいチェックでゲームを作らせない。攻撃面でも12分にMF加美義人(4年=済美高)のパスから抜け出したMF大森純希(4年=都・駒場高)が惜しいシュートを放つなど、サイドを中心にした攻撃で試合の流れを手繰り寄せていく。

 すると21分、DFラインのバックパスを大森が追いかけ相手GKからボールを奪取。これをGKが倒してPKに。主将・三上佳貴(4年=藤枝東高)が確実に決め慶大が先制する。さらに23分にも大森のシュートのこぼれ球を河井が押し込み2点目。流経大を突き放し、危なげない試合展開で前半を折り返す。

「乗っていると行ける」(イ・ウヨン監督)。その言葉どおり後半も終始慶大ペース。7分、PA手前右でMF大塚尚毅(3年=滝川二高)のパスを受けた河井が、浮き球を振り向きざまにボレー。尾を引くようなスーパーシュートがゴールネットに吸い込まれ、決定的な3点目を追加する。20分にも右サイド加美が河井とのワンツーからMF日高慶太(3年=桐蔭学園高)へパス。このパス練習のような見事な展開から日高の狙いすましたダイレクトシュートで4点目を奪った。
 4-0の快勝で嫌な流れを断ち切った慶大。インカレ出場のためにも、前半戦残り2試合、今日のような試合を期待したい。

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)


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