beacon

岡田監督が会見。打倒イングランドを掲げ「チームが輝いていくきっかけにしたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表は29日、30日のイングランド戦に向け、合宿地のスイスからオーストリア・グラーツに移動して試合会場で練習を行った。冒頭30分間以外は非公開で、戦術練習が行われたようだ。

 サンケイスポーツweb版によると岡田武史監督は練習後に会見を行い、「イングランドとはいえ、勝つために全力を尽くしたい。2トップに対する守備と、強い相手に対して攻撃の連動性がどこまでできるかをテーマにしている。本大会に向けてチームが輝いていくきっかけにしたい」と意気込んだ。左足首痛の中村俊輔については「起用は未定」と言葉を濁したという。

 日本はスイス合宿3日目の28日、初めて非公開で練習し紅白戦を実施。15分と10分の2本を行ったほか、セットプレーの守備に重点をおいて整備したようだ。報道を総括すると4-1-4-1の新システムが採用され、アンカーには阿部勇樹が起用される見通し。

 阿部は「特に後ろ(背後)を気にしなきゃいけない。90分、集中しなければいけないポジション。あとはやるだけ」と闘志をみせた。果たして、指揮官が言うとおり、チーム浮上のきっかけになるのか、楽しみな一戦だ。

(文 近藤安弘)

▼関連リンク
W杯南アフリカ大会特設ページ
講談社版W杯ガイドブック
W杯全記録集

TOP