beacon

[天皇杯予選]東京Vユース小林、4戦連続FK弾!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.9 第15回東京都サッカートーナメント学生系の部 東京Vユース4-2慶應大 中央大グラウンド]

 東京ヴェルディユースの快進撃の中心にいるのは、MF小林祐希だ。とにかく絶好調。「冴えてますね。完全に。わかんないけど入る気がする」と話す『曲げる方向もコントロール出来る』得意のFKで、ここ4試合連続ゴールと勝利を大きく引き寄せている。

 日本クラブユース選手権(U-18)大会準決勝の横浜FMユース戦、決勝の柏U-18戦でも決勝点となるFKを決め、今大会でもその勢いは衰えることは無い。8日行われた明治大戦で先制点となるFKを決め、この日行われた慶應義塾大戦でも再び得意の左足で直接FKを決めてみせた。

 実に4戦連続となるFK弾には、東京Vの楠瀬直木監督も「小林のFKはすごいね。FKはもうJでも通用するでしょ」と賛辞の言葉を送っている。

 これらの活躍が認められ、9日発表されたSBSカップ国際ユースサッカー(8月21日、22日、24日)に出場するU-19日本代表にも招集されている。しかし「まだまだ練習しないと。元々体力は無いのでそれを補うくらいに」と小林はあくまで上を見続ける。

 当面の目標は、2種登録され2試合に出場したが、それ以降遠ざかっている東京ヴェルディの試合への出場だ。11日からユースを離れ、トップチームの練習への参加が決まっているのに加え、わずか10日間で直接FK4発と、この上ない実績を挙げている18歳の新星。小林がJの舞台で躍動する日は遠くなさそうだ。

<写真>Jの舞台で姿を見る日も近い?!

(取材・文 片岡涼)

TOP