日本代表DF中澤佑二(横浜FM)が4日のパラグアイ戦(日産ス)で5月24日の韓国戦以来、7試合ぶりにゲームキャプテンを務めることになった。

　南アフリカW杯でゲームキャプテンを務めたMF長谷部誠は右ふくらはぎ痛でチームを離脱。3日の公式練習後に行われた会見で原博実監督代行が「今日のメンバーで言うと、一番経験があるのは中澤なので、中澤になるかなと思う」と明らかにした。

　岡田武史前監督時代はGK川口能活が代表を離れて以降、中澤がゲームキャプテンを務めてきたが、W杯本大会直前にセルビア、韓国に連敗するなどチーム状況が悪化し、岡田前監督は流れを変えるために長谷部にゲームキャプテンを変更。その後、チームの調子は上向いていっただけに、中澤とすれば、汚名返上を目指すゲームキャプテン復帰と言えそうだ。

<写真>原博実監督代行(右)がDF中澤佑二に声をかける

(取材・文　西山紘平)