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ドイツ紙「香川はすでに不滅の存在」、香川「幸せ」

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Text alert@ドイツ・ケルン

 9月22日付ドイツビルド紙では、「ルールダービー」シャルケ対ドルトムント戦で活躍した香川真司をこう評している。
「ファンが愛するドルトムントの新人は日本からやってきた。シンジカガワはたったの4000万円しかかからなかったが、すでに3ゴール。そのうち2ゴールはダービー、シャルケ戦だ」
「彼はすでにドルトムントでは不滅の存在だ」

 香川自身は「こんなに素晴らしいクラブにいれて幸せだし、誇りに思う」と語っている。

 香川は以前、ビルド紙に対して「ビールとソーセージと金髪美女を愛している!」とコメントしているが、今回は「敵地でシャルケに勝利したのだから、ビールを楽しみたい」と喜びを表現した。

 また同紙の「なぜブンデスリーガへ来た?」という質問には「もっと成長したかったから。ブンデスリーガは世界で最高のリーグの一つでもある。だから僕にとって理想の場所」と答えている。

 香川の相談役を務めるトーマス・クロート氏は同紙で、「シャルケの内田やボルフスブルグの長谷部のように、彼の価値は上がってきている。わずか4試合で3ゴール。欧州リーグでも1ゴール。彼の評価はまだ上がるだろう。今現在の彼の市場価格は3億円弱」とコメントしている。

 同紙はさらにこう続ける。
「プライベートでは、大人しく控えめなアジア人。現在まだホテルに住んでいるが、トレーニングを離れれば、懸命にドイツ語を学んでいる」

 最後に、彼のモットーを紹介している。
「懸命に努力したものだけが、成長できる」
 ユルゲン・クロップ監督は喜んでこの言葉に耳を傾けるであろうと、同紙は締めくくる。

(文 福岡正高)


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