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U-21合宿、登里と丸山が別メニュー調整

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 U-21日本代表の短期合宿が26日、都内で始まり、MF登里享平(川崎F)とDF丸山祐市(明治大)は別メニューで調整した。

 19、20日の大阪合宿にも招集されていた登里は19日の練習で負傷。右ハムストリング肉離れの疑いがあるとして途中離脱していた。まだ完治していないが、この日はランニングを行ったあと、軽くボールを蹴るなど順調に回復している様子をうかがわせた。

 練習後、登里は「早いペースで走っても違和感はなかった。そろそろできるなという感じ。復帰してからが楽しみ。遅れた分も今日みたいにしっかり練習を見て、活躍できるようにコンディションを上げていきたい」と前向きに話しており、11月7日開幕のアジア競技大会には間に合いそうだ。

 一方、丸山は17日の関東大学リーグ後期第16節の神奈川大戦(1-0)で頭部を強打。検査で異常は見られなかったが、なかなか痛みが引かず、先週末のリーグ戦も欠場。この日も痛みが残っており、軽くジョギングしたあとはピッチサイドで練習を見学していた。

 初めて年代別の代表に選出され、日本代表のチームジャージに袖を通した丸山は「全然似合ってないです」と苦笑い。「みんな上手そうだったので、早くやりたい。でもまだ頭が痛いのでなんとも言えないです」と、なかなか引かない痛みに不安ものぞかせた。

 2人は明日27日に行われる湘南との練習試合も欠場する見通しだが、中国遠征には帯同し、本番に向けてコンディションを上げていくことになる。

<写真>別メニューで調整するMF登里享平

(取材・文 片岡涼) 

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