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[選手権]歴史的決着!福岡決勝はPK戦キッカー計44人の死闘の末、九国大付がV!!

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 福岡決勝は歴史的決着!第89回全国高校サッカー選手権福岡県大会は7日、福岡市のレベルファイブスタジアムで決勝が行われ、2連覇を目指す東福岡と4年ぶりの優勝を狙う九州国際大付が激突。1-1でPK戦へもつれ込んだ熱戦は22人目、両チーム計44番目のキッカーで決着し、21-20で勝った九州国際大付が、現U-21日本代表のFW永井謙佑を擁した06年度以来2回目の全国大会出場を決めた。

 延べ44人がシュートしたPK戦の所要時間は30分以上。ともに1人が外した以外は20人ずつが成功したPK戦は22人目を迎えた。文字通りの死闘は先攻・東福岡の22人目のシュートを九州国際大付GK栗原佳太がストップ。直後に栗原がゴール右隅へと流し込んで決着をつけた。

 読売新聞地方版によると、試合は0-0で突入した延長前半5分、九州国際大付がFKからJFA U-18選抜MF田村友のヘディングシュートで先制。対する東福岡は同8分、相手ファウルで得たPKをMF木下良太が決めて同点に追いついた。そして1-1のまま延長戦は終了。ここから歴史的なPK戦がスタートした。

 大熱戦を制した九州国際大付の杉山公一監督は「選手たちの強い精神力が勝利につながった。選手それぞれの持ち味を生かす戦い方をして、全国一を目指す」。また工藤真仁主将は「気持ちを一つにして戦えた。全国大会では、県代表として最高のプレーを見せたい」と出場権をもぎ取った全国大会への意気込みを語ったという。

【福岡】
[決勝]
九州国際大付 1-1(PK21-20)東福岡

(文 吉田太郎)

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福岡県大会特集

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