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大学選手権18日開幕!!永井「オイしいところもらいます」

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 「大学サッカーの日本一決定戦」第59回全日本大学サッカー選手権が12月18日から11年1月5日まで開催される。開幕を翌日に控えた17日、東京都内で記者会見が行われ、出場16大学の監督などスタッフならびに大会注目選手が出席。大会へ向けた意気込みを語った。

 今大会はU-21日本代表のエースとして第16回アジア競技大会優勝に貢献したFW永井謙佑(福岡大4年=九州国際大付高、名古屋グランパス加入内定)をはじめ、アジア競技大会決勝で決勝ゴールを決めたDF實藤友紀(高知大4年=城南高、川崎フロンターレ加入内定)らJ加入内定選手が多数出場。また大会連覇を狙う明治大(関東1)のほか、昨年度準優勝の福岡大(九州1)、今夏の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝の駒澤大(関東4)、同準優勝の中京大(東海2)、関西王者の阪南大、タレント軍団の関西大など実力派が揃い、優勝争いについても興味深い大会となっている。

 明治大のMF山田大記主将(4年=藤枝東高、ジュビロ磐田加入内定)は「自分たち4年生にとって最後の大会。今大会がサッカー人生の集大成という選手もいる。ピッチに出る選手はその思いも背負って戦う。優勝を目指す」と語り、駒澤大のDF金正也主将(4年=神戸科学技術高、ガンバ大阪加入内定)は「絶対あきらめないという駒大の魂をもって優勝目指す」と誓った。

 アジアー競技大会のヒーローには記者会見後、記者たちの質問が集中。高知大・實藤は「ここに来れない4年のためにも悔いのない試合がしたい。(アジア競技大会優勝ゴールで)運を使い果たしていないと思うのでいい準備をして臨みたい」。そして今大会最注目の福岡大・永井「(昨年度は日本代表選出のため決勝不参加)今年は国立のピッチに立てるように頑張る。(決勝での)決勝ゴールはボクがもらう。おいしいところもらいます」と笑顔で優勝宣言した。

 なお男子決勝と同日の11年1月5日、第19回全日本大学女子サッカー選手権大会も同じ国立競技場で開催される。

[写真]左から駒大・金、明大・山田、福大・長井、高知大・實藤
(取材・文 吉田太郎)
第59回大学選手権特集

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