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レアル対バイエルン、夢のOB対決が実現

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 R・マドリー(スペイン)のクラブ財団が進めているスポーツプロジェクトに収益が寄付される慈善試合が5日、本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われ、R・マドリーのOBとバイエルン(ドイツ)のOBが対戦する夢の競演が実現した。

 R・マドリーは過去のバロンドール獲得者でもある元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンと元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴをはじめ、元アルゼンンチンMFフェルナンド・レドンド、元スペイン代表のDFイバン・エルゲラとFWフェルナンド・モリエンテスとFWエミリオ・ブトラゲーニョ、そして元クロアチア代表FWダボル・スーケルといった錚々たる面子が集結。

 一方のバイエルンは往年の名選手である元ドイツ代表のSBパウル・ブライトナーとアンドレアス・ブレーメを筆頭に、元フランス代表SBウィリー・サニョル、元クロアチア代表のロベルト・コバチとニコ・コバチのコバチ兄弟、そして、元オランダ代表FWロイ・マカーイと、こちらも豪華な顔ぶれが並んだ。

 試合は前半4分、この日主将を務めたMFルベン・デ・ラ・レーのPKでR・マドリーが先制。その5分後にはジダンのアシストからブトラゲーニョが追加点を決めた。

 前半40分にはレドンドのゴールでR・マドリーがリードを3点に広げると、反撃するバイエルンもMFパウロ・セルヒオが1点返して前半を折り返した。

 後半に入るとさらなるゴールラッシュが続く。開始直後、ゴール前の混戦からアルフォンソの幸運なゴールでR・マドリーが4点目を奪うと、負けずとバイエルンもN・コバチがロングシュートで1点返す。しかし、弟のR・コバチがオウンゴールを喫して再び3点差になると、MFパウロ・セルヒオの反撃弾の直後にも再びR・コバチがオウンゴールを喫してしまった。

 その後は攻勢を仕掛けるR・マドリーが終盤にFWフェルナンド・サンツとスーケルが立て続けに得点を奪ってゴール・ショーを締めくくり、8-3の大勝を収めている。

[写真]元R・マドリーMFジダン

(文 宝田雅樹)

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