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原口が浦和と14年まで契約延長「海外から認められ、移籍金を残すのも自分の役目」

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 浦和レッズは9日、U-22日本代表FW原口元気と2014年シーズンまでの契約延長で合意し、サインを交わしたと発表した。原口はジュニアユースからの生え抜きで、今季は左サイドで完全にレギュラーを獲得。9日現在、リーグ戦3得点で全体7位、チームでは得点王と浦和に欠かせない存在となっている。

 原口はクラブを通じて「クラブが自分を評価してくれてうれしかったし、すごく期待されていることを実感しました。今よりもっといいプレーをしないといけないし、クラブにタイトルをもたらせる選手になりたいです」と新たな決意を語った。

 U-22代表はもちろん、その後のロンドン五輪やA代表入りも期待される原口。当然、海外移籍の話も出てくることが考えられ、チームとしては契約延長に成功し、ほっとしたことだろう。柱谷幸一GMも「元気は『レッズで力をつけてしっかり活躍し、結果を出してから海外に行きたい。そして海外から認められ、移籍金を残すのも自分の役目だ』と言ってくれました」と喜びのコメントを残した。

「支えてもらっているみなさんに恩返しするつもりで、これからも精一杯がんばっていきます」と語っている原口。浦和で名実ともに大黒柱となり、再びリーグ優勝やアジア制覇に貢献するつもりだ。

以下、浦和が発表した原口、柱谷GMのコメント

●FW原口元気
「クラブが自分を評価してくれてうれしかったし、すごく期待されていることを実感しました。今よりもっといいプレーをしないといけないし、クラブにタイトルをもたらせる選手になりたいです。自分がレッズでプレーできていることは、本当に幸せなことです。いつもみんなに支えててもらっています。この契約延長を機会に、多くのファン・サポーターのみなさんに見守られてプレーできる幸せを、改めて感じていますし、支えてもらっているみなさんに恩返しするつもりで、これからも精一杯がんばっていきます」

●柱谷幸一GM
「この機会に元気のクラブに対する強い愛情を感じることができました。海外でのプレーを視野に入れていることも話しましたが、元気は『レッズで力をつけてしっかり活躍し、結果を出してから海外に行きたい。そして海外から認められ、移籍金を残すのも自分の役目だ』と言ってくれました。これからチームの中心選手なり、メンタル的にもチームを引っ張れる強い存在になって欲しいと思います」

(文 近藤安弘)

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