日本代表MF細貝萌が所属するドイツ1部のアウクスブルクが、名古屋グランパスのMF金崎夢生に獲得オファーを出したと24日のスポーツ報知が伝えている。名古屋幹部によると、アウクスブルクからの正式レターが23日に豊田市内のクラブハウスに届き、本人に報告したという。

　ヨス・ルフカイ監督が4-2-3-1システムの攻撃的MFとして金崎を高く評価し、「ぜひ欲しい逸材」と熱望している模様。オファーの内容は、買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍という。金崎は現在、左太もも裏肉離れの連続で長期離脱中とあり、ドイツで状態を最終チェックする条項が盛り込まれているようだ。

　金崎は23日からトップの練習に合流と、復帰が近づいている。欧州でのプレーは本人も目標にしており、真剣に検討するとみられる。移籍市場は今月末までで残り1週間しかないが、若きアタッカーの決断は果たして-。今後の動向に注目が集まる。