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[なでしこ]日本vs.北朝鮮 試合後の監督・選手コメント

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 ロンドン五輪アジア最終予選の第4戦が中国・済南で行われ、日本女子代表は北朝鮮と対戦し、1-1ドロー。3勝1分の勝ち点10に伸ばすと、その後行われた試合で中国がオーストラリアに0-1で敗れたため、11日の最終戦を残して日本の2位以内が確定した。

以下、協会発表のコメント

佐々木則夫監督
「耐える展開となったが、選手たちはよくやってくれた。スキルコンディションも含め、これが今の日本と北朝鮮の違い。勝ち点1を『得た』と言わなくてはいけないかもしれない。相手のペースに合わせることなく、ピッチをワイドに使って展開するまでの準備はよかったが、高い位置で起点をつくることができず、ミスも多かった。パスの意図やボールへのサポートももうひとつ足りなかった。次の中国戦。全力で勝ちにいく」

●MF澤穂希(INAC神戸)
「厳しい試合だったが、勝てた試合だった。自分たちのミスで最後に点を入れられてしまい、悔しい形で終わってしまった。前半の最初はすごく良いけど、相手のペースになってくると、なかなか自分たちのサッカーがうまくできなくなっている。ただ負けなかったことは大きかったので、それをプラスに捉えたい。今日の悔しい気持ちは忘れず、明日から気持ちを切り替えて自分たちのサッカーができるようにしていきたい」

●FW永里優季(ポツダム)
「先制点を取るまでは、勝ち点3を取りに行くサッカーができていたと思っている。ただ最後の局面で消極的な形に入ってしまうと、積極性を失ってどうしてもああいう形になってしまう。そういった面でメンタル的なコントロールが難しかった。厳しい試合展開だったが、安藤選手が入ってから自分のポジショニングを少し前にし、背後に出られるようにプレースタイルを変えた。こうしたことがつながり、得点を生み出せたのではないかと思う」

●DF岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
「90分間のなかで、自分たちが思う100%のサッカーができた回数は結構少なかった。久々に朝鮮民主主義人民共和国と試合をしたが、相手の球際の強さや出足の早さなど、これまでとギャップがあった。もう少しボールを回したかったが、プレッシャーも早く、改善ができなかった。これから良い準備をして、もう1回チームで修正をし、最終戦を迎えたい」

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