人気サッカーゲーム『FIFA』シリーズを制作するエレクトロニック・アーツ社が、アメリカの女子プロサッカーリーグ「National Women’s Soccer League(NWSL)」、選手会組織「National Women’s Soccer League Players Association(NWSLPA)」とのパートナーシップ契約を締結したと発表した。

　今月16日からは最新作『FIFA 23』にNWSL所属の12チームが登場予定。同社が公開したプロモーション画像にはエンジェル・シティーFC所属のMF遠藤純がチームを代表して登場している。

　NWSLには他にもFW川澄奈穂美とFW横山久美(NJ/NYゴッサムFC)、FW永里優季(シカゴ・レッドスターズ)、MF杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC)が所属しており、ゲーム内の登場に期待がかかる。

　NWSLは今月26日に開幕を迎える。

　NWSLのジェシカ・ベルマンコミッショナーが同社を通じて声明を発表。「NWSLが『EA SPORTS FIFA 23』に組み込まれることは、リーグ、選手、そして世界中の何百万人ものサッカーファンにとって記念すべきことで、私たちは女子ゲームの限界をどこまでも超えていきます。NWSLには世界トップクラスの選手たちが所属しています。このユニークなゲーム体験を通じて、選手たちの才能をもっとご覧いただくチャンスができたことに興奮しています。11年目のシーズンがキックオフとなる3月26日、ファンの皆さまがプレイを開始し、引き続き選手とリーグを讃えていくことを楽しみにしています」と伝えている。

　またEA SPORTSブランドSVPのアンドレア・ホープレイン氏は「EA SPORTS は今後も女子サッカーに変化をもたらすことに情熱を注いでいきます。NWSL、そして NWSLPA とのパートナーシップは、このスポーツを進化させるための新たな一歩です。私たちはサッカーの未来を支え、世界中の何百万人ものサッカーファンに比類ないオーセンティシティを提供し続けます」、NWSLPAエクゼクティブディレクターのミーガン・ブルケ氏は「情熱、不屈の努力、忍耐でファンの興奮をかき立てる選手たちが、ファンの皆さまにとっては、その体験の中心です。今日は選手とファンの皆さまにとって歴史的な日であり、女子サッカーへの期待が膨らみます。EA SPORTSとともにこのスポーツを支え、才能あふれる選手たちと繋がる新たな機会を世界中のファンに提供していくことを楽しみにしています」とコメントしている。