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[EURO]ジェラードとの対戦を待ち詫びるデ・ロッシ

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 イタリア代表のMFダニエレ・デ・ロッシは、彼にとってのアイドルであるMFスティーブン・ジェラードとの対戦を待ち詫びていると明かした。

「イングランドは大会の新たな発見というわけではない」とデ・ロッシは言う。

「ジェラードは常に僕にとってのアイドルだった。彼は10年以上もトップレベルでプレーしてきた。ジェラードが守備するところも、攻めるところも見て来ただろう。僕も彼のようにプレーをしたいと思っている。でも、彼らは他にも多くの優秀な若手を抱えている。特にウイングにね。そしてロイ・ホジソン監督にはイタリアで監督をした経験があるから、どうすれば守備ができるかも知っている」

 キエフで行われる準々決勝で、デ・ロッシは76回目の国際Aマッチに出場する予定だ。イタリア代表で8年間にわたってプレーし、06年W杯に優勝した彼は、初めてとなるイングランド戦を迎える。

「これまでのキャリアを振り返っても、イングランド戦でインパクトを与えることはできなかった。世代別代表のときも含めて、僕はイングランド代表と試合をしたことがないからね。偉大なチームと対戦できることを光栄に思うよ。イタリア代表として、多くの試合を戦って来た。けれど、これが僕にとっての新しいモチベーションになるんだ」

 イタリア代表のFWマリオ・バロテッリは、マンチェスター・シティに所属している。デ・ロッシは、彼がイングランドと戦うプレッシャーを克服し、大舞台で活躍することを確信していると語った。

「彼は僕たち以上に、プレッシャーのかかる舞台に慣れている。誰もが彼について多くの話しをしている。なぜなら、彼は本当に偉大な選手だからだ。彼は若くて、イングランドでプレーしている。この試合、彼が問題なくプレーできると信じているよ」

 本来の中盤だけでなく、最終ラインでもプレーしてイタリアの8強進出に貢献したデ・ロッシは、自身にとって初となるEURO制覇に向けて、24日にイングランドと対戦する。


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