EURO2016予選が10日、行われ、ウェールズがEURO本大会初出場を決めた。敵地でボスニア・ヘルツェゴビナに0-2で敗れたが、3位イスラエルも敗れたため、最終節を残して2位以内が確定。MFアーロン・ラムジーは「ウェールズサッカー界にとって最高の瞬間だ」と喜びを爆発させた。『UEFA.com』が試合後のコメントを伝えている。

「僕ら選手たちは、とてつもない快挙を成し遂げた。歴史をつくったんだ。ついに主要大会で戦えることになった。しばらく実感がわかないだろうけど、本当に誇らしい気分だよ」

　1958年のW杯スウェーデン大会以来となる主要国際大会出場。EURO本大会は初出場だ。「ウェールズをメジャートーナメントに連れて行くことが僕の夢だった。それがついに叶った。僕らはほんの小国だから、今は夢見心地だ」と、歓喜の余韻に浸った。

　悲願成就にクリス・コールマン監督も「予選突破の持つ意味は言葉では説明できないが、ものすごく価値のある快挙だ」と興奮を隠さない。「まさに夢だった。みんながこれをずっと夢に見てきた。これまで多くの失望を味わい、あと少しだったこともあったが、達成できなかった。でも今、ようやく達成できたんだ」と感慨深げに語った。

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