[11.15 EURO予選プレーオフ ハンガリー2-1ノルウェー]

　EURO予選のプレーオフ第2戦が15日に行われ、ハンガリー代表はホームでノルウェー代表に2-1で勝利すると、2戦合計3-1で本大会出場を決めた。ハンガリーの本大会出場は1972年大会以来、3度目となる。

　敵地で行われた第1戦では1-0で勝利しているハンガリー。この日も前半14分に早くも先制点を奪取した。自陣内の深い位置でボールを奪うと、DFアダム・ラングから受けたDFタマーシュ・カダールが前線へ蹴り入れる。ロングボールに抜け出たFWタマーシュ・プリシュキンがキープからDF2枚をかわし、右足を一閃。ゴール右上へシュートを突き刺した。

　先制したハンガリーは前半36分にも決定機。MFラースロー・クレインヘイスレルのライナー性の右クロスからファーサイドのMFゲルゲー・ロブレンチチュが頭で合わせるも枠を外れた。

　前半終了間際の45分には、ノルウェーが決定機。左CKからDFエベン・ホブランのヘディングシュートはポスト右を叩く。流れを変えたいノルウェーは0-1で迎えたハーフタイムに2枚の交代カードを切り、先発していた16歳のMFマルティン・ウーデゴーアも交代させた。

　後半27分にはハンガリーがチャンスメイク。MFバラージュ・ジュジャークが右サイドから中央へドリブルで切れ込むと、自らシュートを狙う。これは相手GKの左手一本に阻まれる。それでも、同38分には追加点。右CKからニアサイドへのボール。DFリチャード・グズミチュの前へ身体を入れていたFWマルクス・ヘンリクセンに当たり、オウンゴール。2-0に突き放した。

　この時点で3点が必要になったノルウェー。後半42分にはMFヨー・インゲ・ベルゲットのシュートのこぼれから、ヘンリクセンが右足ダイレクトで意地のシュートを叩き込んだ。しかし、その後はゴールは生まれず。2-1で勝利したハンガリーが2戦合計3-1での勝利を飾り、本大会出場を決めた。

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